談合告発と参加業者の昨今
談合告発と参加業者の昨今
 
埼玉県川越市の談合組織

談合(競売入札妨害)疑惑 本紙が取材をすすめている埼玉県川越市の入札談合は、入札参加する民間企業どうしで談合情報ネットワークをつくり、指名競争入札を談合組織会員各社が順ぐりで落札できるようにするタイプ。

 川越市では一部業者らが埼玉県の指導により指名停止処分をうけ、さらに競売入札妨害(談合)の罪で刑事告発までされている。

 しかし、かなり閉ざされた地域性のより、昔から脈々とうけつがれてきた談合組織がなかなか浮かびあがってこない。実際、本紙の左画像「埼玉県川越市談合連絡網」のとおりであり、談合組織幹事の三上工務所に「談合しているだろう?」とたずねても「いや昔はあったが今はしていません」という。しかし下のほうの、なかなか談合の恩恵が回ってこない参加業者らにたずねると、のきなみ「三上は談合をやっている」とこたえる。この件については県の告発を受けて、警察も競売入札妨害(談合)摘発のため日夜、関係各所をしらべまくっているそうだから近々に結果がでることだろう。

 談合は必要悪とか談合はぜったいなくならないと関係者はいうが、今、談合は内部告発などによってかなりばれやすく、談合した者への指名停止がどんどんすばやく厳しくなってきているから「談合はなくならない」というのは楽観論にすぎないだろう。


談合の指名停止業者と仮契約解除―再入札

 競売入札妨害(談合)が発覚し国が指名停止した企業やジョイントベンチャー(JV)は、指名停止処分期間中、当然、国の関係機関や県・市町村からの受注業務入札に参加できなくなってきている風潮にある。これが指名停止処分の罰の意味するところ。

 しかし青森県では、県の指名停止要領により指名停止の措置をとるまでにけっこう時間がかかるため、誤ってこの談合がばれて指名停止期間中のJVに落札させ仮契約まですすんでしまっていた。きのう県はそれに気づき、このJVとの工事請負仮契約を解除した。そして9月末に再びおなじ入札を行うそうだ。

 他の県は、談合の中心人物が略式起訴を受けしだい即、指名停止にしていたが青森県だけ2ヶ月も指名停止処分が遅延してしまっていた。それで談合JVが指名停止中なのに入札に参加して落札してしまったのだ。青森県はこれをうけ、よそで談合した企業の指名停止処分を速攻で行えるよう、そうそうに指名停止要領を改定するという。

公共工事「談合告発」情報で無効に

 また和歌山県では、振興局建設部が発注した港湾改良工事の入札2件について、匿名の談合情報が寄せられ、情報と入札結果の業者が一致、応札率も近似していたため談合(競売入札妨害)疑惑があるとして入札を無効にした。和歌山県では今年6月から、条件付き一般競争入札を全面導入していた。それから談合疑惑が表面化したのは初めて。

 談合疑惑の入札は7月23+25日に行われた。しかし入札前に同課に郵送で落札業者と応札率が書かれた談合告発情報が届いていて、いざ入札したら入札結果と談合告発情報の内容がほぼ一致した。入札が談合だったとしてながれ、10月中旬に再入札を行う予定だそう。

 本紙のある埼玉県戸田市の公共工事入札結果を役所のホームページからみてみると、ほとんどどれも入札は一回こっきりであり、再入札がおこなわれたらしき入札結果はほとんどない。

 市役所によっては再入札がなくチャッチャと入札結果を出し契約をし工事を終らせるほうが、スピーディで効率的ですばらしいとかいうところもあるようだが、今の時代、そう急いでセカセカやるほどの工事もなく、民間から自由だが公共事業の永続的使用物は、じっくり時間をかけてねんいりにやるほうが後々いいと思うのだが。

 もっとも市役所側と入札参加業者とのあいだに「なにか」ある地域では、官と民の談合には参加しないとその地域で食っていけないとかんがえている業者と談合にひとたびタッチしてしまい抜けられなくなる役所の担当や議員がいて、それを見てるからこそ「談合はなくならない」と確信的にいえる人が多いのだろう。

県工事入札談合、有罪判決

 県発注工事の談合事件で、談合の罪(競売入札妨害)に問われた元千葉県建設業協会支部長の判決がきのう千葉地裁であった。裁判官は建設業協会支部長の行為を「公の予算をくいものにし不正な利得をはかった悪質な犯行」として懲役1年執行猶予3年の有罪判決をいいわたした。

 この談合は、1月に行われた住宅市街地基盤整備工事の入札で、元県建設業協会支部長が特定業者に落札させようと、談合仲間たちに入札金額を書面や電話で指示し、入札予定価格の約97%で落札させたモノだった。

 おととし支部長に就任後から協会役員に対し「談合を拒んで自由競争するなら支部を退会してくれ」と迫って談合を主導していたそうだ。この点、本紙が追及している埼玉県の談合と…となりどうしだからか非常に似ている気がする。

談合は市も容認と…

 また、場所は大阪府⇔埼玉県とかなりはなれているが、以下は談合し入札する側の幹事が、かなり談合行為(競売入札妨害)に慣れきっていてナメきっている点では似かよっている。

 競売入札妨害事件(談合罪)で大阪地検特捜部に逮捕された容疑者が、参加業者に「市も―法律上談合(競売入札妨害)にならない―と容認している」と、入札予定価格と同額の入札をよびかけていたそうだ。

 入札参加業者によると、談合をもちかけられたのは、ある工事の同額入札が2件あったとき。2件目の入札直前、市役所の入札室付近で「市もやっていいと言っている」などと談合にさそってきて、結局、7社が同額で入札し、くじ引きで受注業者が決まり、市側は「(入札談合を)相談している場面は見ていない」としている。

 しかし、入札参加業者は「容疑者は市の工事におおくかかわっているので市と密接だと思って」と談合に応じた。地検特捜部はこの証言をえて市側の関与の有無をしらべているそう。

 入札談合の幹事役が慣れきってしまっていて、談合の幹事というだけでビジネスにおいてはたいしたコトやっていない(零細会社な)のに、自分の力を過信しているという点でも、また、地検特捜部だ警察だにカギ回られ「談合罪」でおとす包囲網がしかれているという点でも埼玉の談合と似かよっているのではないだろうか。
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