敬天新聞五月号・社主の独り言(中辛)
敬天新聞五月号・社主の独り言(中辛)

▼山口母子殺人事件で最高裁差し戻し審後の広島高裁は、被告の元少年に死刑の判決を下した。当然の結果だ。何の罪もない母親を強姦目的で殺し、傍にいた赤ちゃんまで殺した殺人鬼に少年も大人もない。あの弁護士も狂っている。少年の考えと全く違う事を無理やり語らせ、結果的には国民やマスコミを敵に回し少年の死刑を導き易くした。
 本当に少年を助けようと思うなら、正直に証言させ謝罪させた方がまだ少しは死刑を回避できた可能性があったろう。あの何十人かいた人権派弁護士のうち誰の発案か知らないが、間違いなく戦略ミスだろう。こうやって見ていると裁判というのは真実を公表する所ではなく、自分に有利になる為には嘘も平気で言っていいという事である。
 我々は普通、弁護士は正義の人、嘘は言わないと思って裁判を見ている。ところが現実は弁護士も嘘を言ったり、言わせたりする、と言うことだ。今回の裁判官はたまたま「不自然、不合理、荒唐無稽」と嘘を見抜き、弁護士側の言い分を一蹴したからよかったものの、中には間抜けな裁判官や嘘を見抜けない裁判官、思想や宗教に色の着いた裁判官もいるだろう。
 立法、行政が全く信用のない現在日本で唯一信用があると言われているのが司法の世界であるが、その司法も今、風前の灯である。中でも特に酷いのが弁護士である。当社でも今十一名の弁護士に懲戒請求をかけている事案がある。RCCという国の債権取立て機関がある。大手金融の融資焦げ付きを買い取って、取り立てる国の機関である。債務者は殆どが銀行から借り入れた金を返せなくなった企業だ。
 今回のケースは四十億の負債をRCCから取り立てられた立場の企業Aが自分の持ってる物件を、知りあいの企業Bに十億で買って貰って、その金をRCCに払い、四十億円をチャラにして貰ったのだが、その時、買い主のBに対してRCCは「後日、債務者Aの利益になるような取引をしないように」と念を押していた。にも拘らずRCCとの売買の前日、AとBとの間で「一年後に十一億円でAが買い戻す」と合意書を交わしていたのだ。要するに一年間のRCCを騙す名義料が一億円と言う訳である。
 ところが一年経ったら書類上は完全に自分の物になったBが「十億くれなきゃ返さない」と言い出した。そこでAは自分がRCCを騙したことを棚に上げBを訴えた。詐欺師が盗人を訴えたのである。こういう不正な行為がわかっていながら三十億の分け前の為に加担する弁護活動は懲戒に値するのではないか、という問いかけをしているのである。
 Aは売ったのは母親だが、買い戻そうとしているのは自分だから問題ない、との主張らしいが、国の税金で動いているRCCが「騙された」と裁判を起せば全てがハッキリするだろう。まさか、RCCがここでも毒饅頭を食わされた訳でもないだろうな。

▼今ある政党の中でどれを支持するかと問われれば自民党と言わざるを得ない。例えば個人的に立派な志を持った人が国会議員になったとしても、多数派の原理の中で埋没してしまい何もできない。結局どこかの政党に入らざるを得ないし、入っても新人として処理されてしまい発言の機会さえ貰えない。どの党に行っても狸や狐の様な輩が徘徊し、正義感があればある程潰されてしまうのだ。
 なんの世界でもそうだが政権与党になって始めて力が発揮出来るのだ。戦後政治をリードしてきた自民党は概ね及第点と言えるだろう。だが今の自民党の政治力のなさは酷い。特に酷いのが自民党の実力者と勘違いしている奴等だ。官庁の無駄使い、不正、天下り等を是正、指導出来ないのは自分達の利権不正を握られているからであって、お互いになぁーなぁーだからだ。日本人は変革を好まない。特に地方の人は伝統や風習というものを大切にするところがあって、毎年同じことを繰り返すことで地域の繋がりを大切にしているところがある。
 だが歴史は必ず変りながら続いている。伝統も文化も変りながら続いているのだ。例えばスポーツもルールはしょっちゅう変る。変った当初は戸惑うが決められたら従うしかない。生き残って行く者は強い者でもなければ、頭のいい者でもない、変化に対応できる者だ、と言うダーウィンの言葉にもある様に変化に対応することは大切なことなのだ。
 自民党が作り上げてきた戦後の制度が明らかに時代と合わなくなってきた。一党独裁で担当してきたから澱み、汚れ、腐ってきたのだ。全ての省庁で発覚する矛盾がその証拠である。今話題の道路特定財源にしても、三十年前と今とでは道路事情は全く違う。道路だけの為に予算を使おうとするから、余らせない為、無駄な道路を作ろうとするのだ。
 一般財源の中に組み入れれば色んな物に使える筈だ。昨年貰った予算を実績として確保する為に、必要なくても余ったお金は無理に使う、或いは隠す、というやり方が長年、慣習として行われてきた。その無駄を省けば道路特定財源なんて全く争いの種になる物ではない。国から予算を貰っている組織の全てに経験のあることだろう。
 時々、弱者だけが蜥蜴の尻尾切りみたいに表舞台に出ることがあるが、単に世間に対するガス抜きと反省のポーズだけである。心の内は、見つかった奴は運が悪い、という認識である。また国民も熱しやすく冷め易い。しかも直ぐに飽きる、忘れる性質を持っている。その国民性を為政者に利用されているのだ。
 疲労した制度を見直すというぐらいではもう改革は無理だろう。総理大臣が変る度に政治改革だ、行政改革だ、と叫びながら何も変らない。権益者の抵抗に潰されてしまうのだ。参院のネジレ現象は自民党の矛盾やボロや奢りが見えた、という意味ではよかった。道路特定財源も詳しくわかったし、ガソリンも下がって始めて実体験として理解ができた。
 今日本は変らなければまた長く機会を失うだろう。古い悪習や制度を根本から見直すには全く新しい政治を演出できる政党を作るしかない。民主党は頼りなく心細くはあるが宗教政党と手を結ぶ腐り切った今の自民党よりはましだろう。一度壊して、やはりこれからはもう二大政党時代なのかも知れない。

株式会社和心(いしん)会長峯尾正和の不正糾弾▼来日した韓国の李明博大統領の日本国民との対話討論をテレビで見て親しみを感じた。全ての質問に自分の言葉で答えていたし、難しい質問に対しても日本に対する配慮を弁え、心から日本の経済力や技術力を学び、共に伸びようという前向きな姿勢は本物であると感じた。
 韓国のイメージには恨が付き纏う。国内でも州によって足を引っ張り合うし差別が激しいという国情がある。大統領になった者が辞めたと同時に死刑囚になったり、刑務所に行ったり、自国で人気がなくなると直ぐに反日運動を起す、というイメージがあった。
 だが李明博大統領は今までの大統領とは明らかに違う。経済的に豊かになれば国民の心も豊かになるという事を知っている。衣食住足りて礼節を知るという事だ。今までの大統領は六十年前の戦争責任を持ち出しては日本政府から金を引き出す事しか考えなかった。一度や十度はこの作戦で功を奏しても五十回も百回もは通用しない。先細りしてくる。
 それでも、その方法しか術を知らなかった前大統領に比べて、日本の経済力に目を付けパートナーシップになる事で自国の発展に繋げると言う経済人ならではの発想で開眼したと思う。
 日本はアメリカに原爆を落とされた。本来ならアメリカを恨まなければいけない。だが日本人は恨むどころか、アメリカをパートナーにしてあれだけの経済発展をした。失くした物も多くあるだろうが、恨を飲み込んでパートナーになった結果が経済大国という副産物だった。我々もいつまでも後ろ向きな考えではいけない。いい物は認め、学ぼうと考えたのだろうか。
 私が印象的だったのは日本と韓国の過去を問われた時、「自分は子供の頃、同級生の大きな子に殴られて恐い思いをした事があった。四十年経って、その子と会う機会があって自分は直ぐに昔の嫌な事が蘇って来たが、相手は全く覚えていなかった。やられた方はいつまでも忘れられないが、やった方は以外と覚えていないものですよ」という例え話で分り易く韓国の立場を話されていたがその通りだろう。
 私も覚えていないが、そんな話は数多くある。女の子の話で思い出すのが、小学校一年の時、田舎では珍しくハーフの子がいた。その子に対して意味は分らなかったのだが、「アイノコ、アイノコ」と呼んでいた。当て字をするなら「合いの子」なのか「愛の子」というのか分らないが、本人が嫌がっているにも拘らず、そう呼んでいた。今思えばその子はとても可愛かったので気を引こうと思っていたのかも知れないが、相手を不愉快にさせたのは事実だった。その証拠に二十五歳頃だったか偶然東京で会ったのだが、私の顔を見て逃げてしまった。こちら側は意味も分らずふざけてる心算でも、相手側には深い傷を与えてる事って以外と多いかも知れない。私は今、もし会える機会があったら謝罪したいと思っている。
 私の高校時代の恩師の娘が外国人と結婚すると言い出した時、その恩師は「よりにもよって外国人と一緒になるなんて恥ずかしくてもう外は歩かれん。外人と一緒になる位なら、まだ共産党の方がましだよ」と熱狂的な尊皇反共愛国精神の恩師は語っておられたが、半年もしないうちに「アイツは下手な日本人よりも余程日本人らしいよ。今の日本の若者はだらしないからナ」に変った。
 人は喰わず嫌いが以外と多いもので韓流ブームもあって韓国に対する日本人の国民感情も大分変って来てはいるが、李明博大統領の寛大な心と勇気は極端に日本人の心を捕えて離さない結果を生むことだろう。
 国のリーダーとはこうあって欲しいものである。私の知り合いの姉が高校時代に名付けたという「らっきょう」という名のどこかの総理も見習って欲しい。
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