敬天新聞二月号・社主の独り言(甘口)
敬天新聞二月号・社主の独り言(甘口)
▼今年は正月から走っている。不正な輩と対峙するには間髪は入れられない。隙や油断を見せたら舐められてしまうのだ。というより鉄は熱いうちに打て、の鉄則を守っているだけだ。我々凡人は水を差されたら、何より気が飛んでしまう。集中力を長く持たせるには何より気が必要だ。その気を高める基本は何事に優先しても体力である。その体力が衰え出すと人は穏やかにならざるを得ない。
 だが時に驚くようなエネルギーを持っている人がいる。行動力のある人だ。厚顔無恥という言葉は余り良くない表現の時に使う言葉であるが、そうとしか解釈できない程、踏み付けられても、嫌われても、他人に迷惑をかけても、怒られても、雑草の如く立ち上がっていく人がいる。恐らく皆さんの周囲にもこういう人がいるだろう。
 勿論、こういう人でも元気の源は健康だろうが、普通の人に比べて常識外(常識のない、と思う人もいるだろう)の気を持っているのだろう。自分が巻き込まれて迷惑を受けた当事者としては嫌な思いをするのだが、通り過ぎて、或いは冷静に第三者的に判断すれば、凄いパワーを認めざるを得ないのだ。その証拠に次から次に厚かましくも何かを仕掛けてくるが、ことごとく難問を乗り越えながら、新しい人材や環境を取り入れ、取り換え、やり遂げていく。
 そのパワーが凄い。やはり何か魅力があるのだろう。周囲も認めざるを得ないのだ。この人達をよく観察してみると、人の本能を知っていて、何か確立した信念を持っている。この信念こそが気となってエネルギーになっているのだ。恐らく他人がどう思っていようが関係なく、「自分は正しいことをしている」という信念なのだ。これこそが正しく元気のエネルギーとなっているのではないか。
 私も世の不条理や不正を討つ時、何の躊躇もなく攻め続けるのは「正しい行いをしているのに、何を恥じる事があるのか」の一念なのである。動物の基本である「今日勝つ」の極意は勝つことが生き延びることであり、勝つことが組織や家族を守ることなのである。これが男の宿命である、と常に忘れなければ未来は開けることだろう。悩みや困り事は、常に動物的に単純に考えれば答えは出る。腹が減ったら食べる。怪我をしたら休む。勝てないと思ったら逃げる。負けたら去る。複雑に考えても何も出来ない。何故なら自分の身体は一つしかないのだから。

▼今年初雪となった二十三日(水)の昼間、モッツ出版(高須基仁社長)の十五周年パーティーに出掛けた。前日、日本青年社の新年会が山梨の石和温泉であり、泊りだったので朝九時に出発したのだが、朝から大雪でチェーン規制となり高速に乗れず、甲州街道を帰京したら、長い下り坂が続き、恐いこと、恐いこと。山梨県があんな高い所にあることを初めて知った。備えなければ憂いあり。後ろの座席で何度ブレーキを踏んだことか。私が運転していたら間違いなくスリップの可能性あり、と思いながら三時間かかって赤坂プリンスホテルに到着した。
 高須氏は問題発言、暴力発言で物議を醸し、売り出すことを常にしている人でマイノリティ雑誌で有名人である。時々テレビにも出るが、異端児扱いのようだ。私とは困った時に相談する人がたまたま一緒だった縁だ。彼は反権力、護憲の革マル出身で学生時代は、今は東京ミッドタウンとなって六本木の象徴になった元防衛庁に丸太棒を担いで突っ込んだ武勇伝を持つ人でもある。それなりのスターなのだ。
 ぴあの社長が来賓代表挨拶をしていたが、五〇%ぐらい会社の宣伝をして、代表発起人で挨拶した協和建物の遠藤久人社長が九〇%ぐらい自社の宣伝をして、今日の主役は高須さんなのに高須さんの話をしないのはおかしいが、そんな人と付き合っている高須さんは偉い、と友人として挨拶した鈴木宗男氏が一番受けていた。私の後輩らしいから敢えて言わせて貰うが、協和の遠藤社長は昼の十二時なのに酒を飲んでいたのか、ラリっていたのか、言葉がもつれて同じことを何度も繰り返し、ダラダラと話し、客に対して気遣いがなかった。
 少人数でのパーティーを想像していたら、予想に反して客は大入りで、出版人、言論人の有名人も多く色々なジャンルの一言居士の兵も数多く出席していた。高須氏のキャラクターなのだろう。恐いものみたさというのか、憎まれっ子世にはばかるというのか、これだけの人が集まるということは需要があるということなのだろう。
 ある時は毛の商人であったり、ある時は強烈な言論人であったり、ハチャメチャなキャラクターで売ってるように見せて、その実はちゃんとした筋を持っている人ではないだろうか。革マル派であろうが、中核派であろうが、そのリーダーを昔やっていて、その過去を堂々と名乗れるということは、歩みに間違いがなかったという証でもある。ニセ者なら途中で潰される筈である。何より地元掛川の市長さんがわざわざ御茶を持って応援に来るくらいだから、その誠実さがわかろうというもの。

▼大相撲力士がだらしなくて腹が立つ。二場所休んだ朝青龍を叩き潰して「日本の相撲道を舐めるんじゃネー」と啖呵を切って欲しかったんだけど、大怪我しない限りやはり四、五ヶ月休んだぐらいでは強い奴の才能は消えてなくならないねー。
 それにしても協会もだらしがないねー。自分達が下した懲罰を無視した傘下選手のゴネ得を黙って認め、中途半端な謝罪で終らせ、風化させるのだから。こんな団体なら国技を剥奪してしまえばいい。外国人差別で言ってるのではない。日本の国技に参加して日本で稼ぐ以上、日本の文化を理解し、日本のルールを守るべきだ。
 この男にまともな意見を言っているのが内館牧子女史だけと言うのも淋しい。私の理想はこうだった。五勝十敗で千秋楽を終る。初日黒星からスタートし、「ほれ見たことか」の大ブーイングが起り、前半戦で負けが先行し、世の中に賛否両論がエスカレートする。しかし八割方が横綱責任論をぶって引退を望む。その代表が内館女史で日々朝青龍以上の特集記事となってスターになってゆく。対照的に朝青龍はあの顔のパーツが中央に集まったような、憎たらしい破裂しそうな真ん丸い顔がげっそり痩せ、何を聴いても答えられない本当の鬱状態になってゆく。日本人なら周囲の圧力に耐え兼ねて、千秋楽を待たず引退を発表するが、朝青龍は出稼ぎ労働者の意地もあって最後までやり通す。
 十日目ぐらいから、負けても負けても土俵に上がる、その強い使命感、責任感、日本人が忘れたような闘争心に国民が心を打たれ出す。「朝青龍をもう許そうよ論」が起ると共にバッシングが内館女史の方に向っていく。今度は内館女史に向って賛否両論が起る。結果は五勝十敗であったが、千秋楽までやり遂げた満足感と暖かい日本国民の優しさに涙する朝青龍に対し、スタンディングオベーションが起り、客席から「辞めるなよー」「よくやった」「お前こそ男だーッ」と声が掛かり、次の日の新聞は今までのバッシングが嘘のように、無責任に朝青龍を誉めちぎる。
 どんなに誉めちぎられても連日連夜のバッシングに疲れ、場所後、本当の病気になって聖路加病院に入院する。そこで百歳にして尚、心身共に健康な日野原重明先生に出会い、人生とは何かというものを学ぶ。場所前、十時十分のような眉が場所後は八時二十分になっていたが、日野原先生に学ぶ事によって人生は九時十五分の眉が理想である事を知る。入院中の朝青龍にバラの花を持った内館女史が見舞いに行く。今までの言動をお互い謝罪し全てを水に流す。二人が握手してハッピーエンドというのは如何だろう。退院後、朝青龍が改めて自分の未熟さを謝罪。国民は大拍手喝采を贈る。そして次場所、優勝したら力道山以来の真のヒーローになる可能性があった。
 強い者は誰でも憧れ好きである。しかしそこに正義がなければ日本人には受けないのである。逆にどんなに正義があっても弱ければ意味はなさない。しかし現実は現実。憎たらしいけれど仕方がないか。内館女史がスターになって、連日連夜テレビや新聞に出まくって、あの顔が夢にまで出てくる状態も困るし、今の日本人日本国のだらしなさを思えば、警鐘を貰ったと理解し、今回は痛み分けで良しとするか。それにしても、こんな時大鵬と北の湖がいたらなぁー。
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