食品業界の事件−忘れられそうな事
不二家の件で忘れられそうな事

恐喝未遂(不二家の商品に蛾が入ってた)

―1000万円要求の自称右翼団体構成員
 「不二家」から現金を脅し取ろうとしたとして、築地署は先月の26日、鈴木英男(栃木県高根沢町宝積寺二四四八ノ一一)と磯義弘(栃木県さくら市桜野一二七九ノ一)の両容疑者を恐喝未遂容疑で逮捕したと発表した。鈴木容疑者は否認、磯容疑者は「金が欲しくてやった」と供述しているという。調べでは、鈴木容疑者らは6月上旬、同県さくら市にある同社のフランチャイズ店で購入したケーキのなかに蛾が入っていたと因縁をつけ、栃木県内の不二家の店舗で店員に対し、実在する右翼団体のメンバーを名乗って右翼団体の名前が書かれた手帳を見せ「ケーキのなかに蛾が入っていた。誠意を見せろ」「1000万円が欲しい。週刊誌や新聞に載るよ」と同社を脅迫し、現金を脅し取ろうとした疑い。恐喝未遂に終わった。その右翼団体の名誉のために言うと、実際は右翼団体の構成員ではないそうだ。

 この右翼団体を名乗った、二人がネットを見て犯行を思いついたのかどうかは知らないが、実際に、不二家では蛾の入ったチョコかなんかで数年前、消費者に酷い対応をしたとして(実際、そんなに悪い対応ではなかった)ネット上やマスコミで話題になっていた。
 そして、消費期限切れ牛乳の使用がマスコミで報道されると、ネット上に「私も被害を受けた」という書き込みが相次ぎ、不二家の洋菓子を購入し食べたという消費者から腹痛やおう吐などの健康被害を訴える苦情が同社に寄せられた。不二家は問い合わせに応じるためのお客様サービス室を設置した。すると問い合わせ総数は数千件に上り、「おかしな味がした」「食べた後、下痢や腹痛を起こした」などの声が複数寄せられたという。

 しかし、そもそも不二家の事件がニュースになったのは消費期限切れ牛乳の使用についてであった。そして、消費期限切れ牛乳であったが、誰かが被害を受けた訳でもなく、あそこまで騒ぐ?騒がせる?必要があったのだろうかというのは疑問だ。不二家に下痢や腹痛を起したといって苦情を申し立てた人も、自らの名を明かし、保健所やら公的機関まで行って診断した人はいなかったんじゃないだろうか。

 埼玉工場の消費期限切れ牛乳使用に端を発した、不二家の製造管理問題は、次々と製品の消費期限を長くしたり、製品の中の細菌の量が基準値より多かったり、製品の箱の中に蚊や蛾が入っていたり、大きい問題が発覚した。更に不二家を悪徳企業に見せてしまった要因は、不二家の経営陣が社内のプロジェクトチームから、問題の報告を受けて知っていたのに、問題の多い製造管理を放置し商品を製造・販売し続けたということ。また、製造管理上の問題が発覚した当初、経営陣は消費期限切れの原材料を使っていたのは現場、それもパート職員の判断だとウソの説明をしたことだろう。

不二家事件−食品業界ではよくある話

 一般的には悪質だが、これは実は食品メーカーやコンビニエンスストアではよくある事なのである。(放置してはもちろんいけない)

 我々が糾弾し続けているショップ99の毒カビそばをはじめとした悪質中国産食品群もそうである。

 しかし、不二家と同じ時期、本紙のところにも「カップラーメン」メーカー1社に対して、ゴキブリだっけ?が入っていた、糾弾してくれという相談が来ていたし、ハム関係では密封パックのハムが腐ってて腐汁だらけで…とかいう相談とか、その他にも、各種分野の食品メーカーに対するクレームが、それぞれ来ていた。

 みな、同ように言うのは、対応が全然なっていない、ふざけているということだった。であるから、「カップラーメン」クレームの方は現物を持っているそうなので、それをまず保健所に持って行って証拠にし、その上で話したら、と言ったら、中野区の保健所まで持っていたとメールが来ていた。…それ以降メールが来ないのは、交渉が成功したからであろう。

 また、ハムはハムメーカーに持ってかれたらしいが、ハム会社のことが本当に許せないんだったら、思いっきり騒ぐつもりで交渉したら?といったら、「丁重に謝罪を頂いた」そうである。「カップラーメン」メーカーは日清でも明星でもない、ハムはプリマじゃない、って事だけ記載しておきます。

 しかし、上手く行った時こぞ、礼のメールくらい出すと思うのだが…。

 話がそれたが、要はそれだけ食品メーカーへのクレームは多い、と言うこと。なのに、なぜあの時期、不二家だけが騒がれなければならなかったか?

ゴールドマンサックス証券

 不二家事件の当時、1月12日受け付けで突如ゴールドマン・サックス証券が5.32%の大株主になった。すると、この大量保有の報告義務が発生したのは昨年の12月30日以後。これはいったいどういうことなのか。不二家の首脳陣がこの不祥事のことを11月中に知って
もみ消しの方法について協議していた頃である。

 ゴールドマンサックス証券が不二家株を大量に取得し、その直後、不二家の消費期限切れ食品使用事件が暴露され、株価は下がった。

 世界中に情報網を張り巡らし、日本の暴力団がらみの不動産事件にまで介入してくるゴールドマンサックス。そんな、ゴールドマンサックス証券が株式を大量購入する時に、暴落を予期せぬ訳がない。

 ところで、株式投資をかじった者なら誰でも思うのは「潰れそうな会社があったらその会社の株をカラ売りして大儲けできる」という一攫千金の妄想。食品メーカーである不二家が食品不祥事を起した時、多くの一般投資家が、不二家株をカラ売りしてー!と思っただろう。だが、あの時期、不二家株は既に東証によってカラ売り禁止の規制がされ、個人投資家に取っては手の出せる銘柄ではなくなっていた。しかしである。個人投資家では出来ないことも「大口の機関投資家と狆攘会社瓠廚覆藹侏茲襪里任△襦この不二家の件でいえば、ゴールドマン・サックス証券が機関投資家やら大株主の生命保険会社から株を借りてきて、それを市場で売る。値下がって安くなったところをまたゴールドマン・サックス証券が買い漁って、それを株貸ししてくれた相手に返す。当然のことだが、同じ数の株だけ返せばいいのである。そんな株を買う相手がいるのか?といえば、いる。また、貸してくれる会社があるのか?といえばある。だから、市場は毎日動いている。

 ゴールドマン・サックス証券が不二家株を大量保有した事は不二家事件と共に忘れ去られようとしている。しかし、会社の内部情報を知って値上がり確実な株を買うことがインサイダー取引ならば、事件性が高い値下がり確実な株をあらかじめ借り株して市場で売却する行為も同様にインサイダー取引ではないかと思うのが大半の素人・一般の投資家の心情。

日本の市場と米国の財務

 しかし東証が本当に市場のクリーニングを行うつもり―株価操作や違法な取引を取り締まる気持ち―があるのなら、ゴールドマン・サックス証券が不二家株を大量取得したこと、その後の行方を少しも追及しないまま、このまま不二家事件、特にその裏の「株式大量保有」の真実について―不二家の事件では日本の個人投資家は軒並み大損をしたのに―それを誰も文句が言わないまま終らせてよいのであろうか?

 日本の市場と言う市場の全ては、外資系証券会社・企業にとっての治外法権地帯であり、金融庁も検察庁も証券取引等監視員会には手も足も出せない。世界の銀行といわれるアメリカの現・財務長官はゴールドマン・サックスの元・会長である。ゴールドマンサックスを取り締まる事は米国政府を取り締まるのと同じなのかも知れない。

 今や、不二家も現在は徹底的に改善しているだろうし、あそこまでマスコミに騒がれてはガラス張りにせざるを得ないだろうから、今後、同じことは二度とおこらないだろう。右翼団体を名乗った二人はその点を想定して置かなかったのではないだろうか。

 ちなみに不二家事件では一般投資家もそうだが、フランチャイズ店舗もマスコミ攻撃の煽りを受けて業績悪化。つぶれた店舗もあり賠償請求訴訟にもなっており、上記の、右翼を名乗る男二人が蛾が入っていると不二家を恐喝し逮捕された頃、長崎県内では二店の現役店舗が、不二家に計約1816万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴していた。不二家本体も事件で大損、日本人誰もが損をした。もし、これを仕手の一種と考えると、この独占的・独壇場の仕手戦には、日本の仕手筋さえ(民間人ですから)参加できなかった事になる。そりゃ凄まじい安心確実のぼろ儲けだ。
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