敬天新聞3月号社主の独り言
▼安藤昇先生から自筆の書を頂いた。(注・二〜三ページ下段の部分の「書」)前々からお願いしていたのだが先生は脳梗塞で倒れてから右手が御不自由で日常生活の殆どを左手で行われる。
 十年前敬天新聞を発行するにあたり先生から祝辞を頂いた。そのリード文をどうしても先生の自筆で頂きたい、と念願していたのである。傘寿(八十歳)を迎えられ、右手が御不自由だったので正直、長文はもう無理かなぁー、と半分諦めていたのだが、「調子のいい時に書いてやるよ」という返事に、微かな期待を抱いていたのだ。不自由な右手で書かれたのか、慣れない左手で書かれたのか、自宅に呼ばれた時、恐れ多くて聴けなかった。
 実はこの話を頼む時も関係者は沢山いるが、誰に頼むか迷った。先生に一番信用があって尚且つ迷惑を掛けない人。そこで白羽の矢を立てたのが向谷匡史氏だった。
 氏は先生の秘書でもあるが、武道家でもあり、本職は作家である。「ヤクザの実践心理術」や「ホストの実践心理術」等の実践心理術シリーズは売れている。最近は僧侶の資格も取り、本格的に宗教家への道も歩んでいる。博識家であり実直なところが先生の信頼を得ているのだろう。
 その彼でさえ、私が書を頼んだ時「長いねえー、色紙ならいいけど、大丈夫かなー、一応言ってはみるけど」と躊躇したぐらいである。いつも先生を見ているから、先生に負担がかかるのが良く分るのだろう。ところがそれが「いいよ調子のいい時に書いてやるよ」だったのである。先生の宝物がまた一つ増えた。
 先生はうちのボロ街宣車が好きである。土方の格好にハチ巻してボロボロの街宣車に乗って走っている俺を見て「あんなボロ車に突っ込まれたら大変だなァ」と大笑いされたそうである。今もそのスタイルを貫いてる事が素晴らしい、と誉めて下さるが、本当は都会派ヤクザでオシャレの代表のような先生だから「俺には恥ずかしくてとても白倉のような格好はできない」という気持ちがあるのではなかろうか。
 ところが九州の田舎から出てきた俺は何十年経とうが田舎者だから、土方スタイルが似合うんだなぁこれが。全く違和感がないよ。義憤に命を賭する道を選んだ以上ボロは着てても心は錦、この気持ちだけは続けたいね。


▼殺人事件に時効が何故あるのか全く理解できない。軽い犯罪や民事なら理解できるが、人を殺して逃げてる者に何故時効があるのだろうか。法律で決めてるぐらいだからそれなりの理由や根拠があるのだろうが全く理解できない。
 つい先日、タクシー会社に勤めていた男が同僚を殺し逃げていたが、時効が成立したことを知った上で、年金を貰える年齢になったものだから、手続をしに役所に現れ、年金欲しさに十九年前の事件を告白した、という出来事があった。
 この厚かましい殺人者は悪びれもせず、抜け抜けとインタビューを受けていたが、とんでもない話である。しかも殺人を犯して逃げている間「自分は他人を殺していない」と自己催眠を掛け続け、無実と思い込んで逃げていたというから、どこまでも卑怯な男である。
「ビクビクしながら十五年も逃げていたのだから刑務所に入っていたのと同じ心境」という時効の理由にあてはまらない逃亡は明らか。自分の欲望を満たすだけの為に、人の一生を奪い取った者が、自分だけのうのうと第二の人生を生きていくなんて許されるものではない。
 本来、殺人に時効は不適当であると思うが、どうしても他の刑罰とのバランス上、必要だというのであれば、殺人の時効は五十年が妥当であると思う。理由は五十年こそ人生の一区切りで、二十歳の青年で犯罪を犯して、仮に五十年逃げおおせて時効が成立しても、それこそ七十歳になって体力的にも精神的にも、もう悪いことをして生きる余力はない(老人になればなる程、神や仏に近づく)。
 人の命の重さを教えるには、それに見合った罪の重さを教えなければ浅はかな人間には分らないのである。本当は話をして理解できれば一番いいのだが、話で理解できるような人はこのような愚かな罪は犯さない。
 それにしても、この欲張厚顔悪党野郎、余りに欲の皮が突っ張ったおかげで墓穴を掘ったのだ。殺人の時効は十五年だが、民事は二十年なのである。
 十九年目の自供は今後親族に莫大な賠償を訴えられ、年金を生涯差し押さえられて、死ぬまで生き地獄の中で苦しめ。それがせめてもの無念の死を遂げた被害者に対しての供養だ。


▼人が人を裁くには限度がある。だから世の中には納得いかない裁きも多々ある。先日、無職の男が女児を十五件も悪戯したという強姦致傷という罪で懲役二十年を求刑されていた。その後十三件の連続放火を自供したが、その放火で五人の命がなくなっていた。
 裁判長は「わざわざ自らに不利になることを自供したのは自首に当たる」と無期懲役の判決を下した。死刑廃止論者なら大岡裁きと喜びたいところだが、放火だけでも重罪なのにそれを十三回繰り返し、しかもその間五名の尊い命を奪っている。その前にこの男は十歳以下の子供を十五人も強姦してるんだよ。こんな異常・病気な男がいずれまた娑婆に帰って来るんだよ。
 犯罪の防止には厳罰化しかなく、特に悪質な犯罪に対しては厳しく対応するしかない。有期刑の最高は五十年。無期はその上で、五十年以上が条件であり、その上に終身刑を創れば死刑は廃止してでも国民の多くは納得するだろう。
 株主になって株主の権限を発揮し、会社から金品を受け取って生業を営んでいるといわれた総会屋も利益供与という罰則が設けられ罪が重くなった途端、全くいなくなってしまった。
「間尺に合わない」と判断するのである。一部には法を恐れない者もいる。法を理解できない者、確信犯的な者、組織の命令の中で生きてる者、世を捨ててる者等である。これらの者には法とて無力と言わざるを得ない面もあるが、それでも法は万民に有効である。売春防止法のような有名無実の法律もあるにはあるが、もし売春防止法がなかったら、ソープランドももっと不潔で悪質で、性病の巣窟になっているだろう。保健所の指導を守る、ということはその後ろ盾に法律が控えているからである。
 この長年慣れ親しんだ裁判制度が大きく変わろうとしている。陪審制度である。法律を全く勉強した事のない一般人が判事の一人になって判断するということだが、法律を知らない者がその犯罪を裁くとなれば、基準はメディアからの情報になってしまう。多くのメディアが違う意見を書くから参考になっていいか。法律で裁ききれない道徳を一般人の知恵や知識で埋めるというならそれでもいいか。
 社会常識を全く知らないコチンコチン頭の裁判官だけよりミーハー的な意見を持つ一般人の頭も時には司法にも必要かも。ただ心配なのは犯人がキムタクやヨン様みたいにいい男だった時、罪が軽くなるようなそんな不平等裁判が起こりそう、ってやっかむのはゴッツイ派の俺だけかい。


▼田舎から電話があった。三人当選する南島原市県議選に三人が立候補するらしい。その中の一人に後輩の宮崎和孝が出るらしい。
 電話の主は宮崎に勝たせたくないので落とし方を教えてくれ、という。理由は何だと聴いたら評判が悪いという。南有馬町議時代、あっちついたり、こっちついたり全く節操がなく県連でも有名だという。それだけではない。裏で動きすぎ、嘘が多い、軽い、実行力がない、八方美人だ、という。これでは宮崎も踏んだり蹴ったりである。
 だが演説は確かに上手い。政治家の演説というよりパチンコ屋のアナウンスのような演説ではあるが、他の候補の応援弁士にはよく呼ばれるそうだ。俺も母の喜寿の祝いの時、司会を頼んだが、確かに上手い。田舎では珍しいぐらい口達者だ。
 町合併の終わりの頃、議長を最後までやったそうだが本当は一期二年が通例だそうで、ドサクサに紛れて終わりまでやったと苦情が出ていた。松島市長を応援に行った時は県議選に出る事が目的の応援ならいらない、と言われ「県議選には出ないと約束していた」と噂されていたが、そもそも町議長を約束違反で二期やったことが県議に出る布石だったと言われている。
 そんなに人望がないかなぁ、そんなに見えないが、まぁ俺が南有馬町に何度か疑義を呈した時、宮崎に電話を入れたが居留守を使って出ない時もあったから叩いてもいいかと思ったが、田舎に帰ればやっぱり挨拶に来るし、俺が出張って行く程でもないと断った。
 田舎は田舎なりに利害が絡むのかも知れないけど、田舎の人はみんな仲良くやって貰いたいし、あと二人の立候補者がどんな奴かも分らんし、今後不正が見つかれば別だが選挙は正々堂々と戦って欲しいと思っている。
 宮崎、俺は行かないから心配しないで頑張れ。だけどもう少し町民に頼られるようにならなきゃつまらんぞ。
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