敬天新聞12月・社主の独り言
▼私は飲酒運転の罰則規定が変ってから「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」を実践している。

本来、罰則が厳しくならなくても法律は守ることが当然であるが、そこが人間の弱いところである。法律を守る、ということは人間の本能の部分ではないので(自分自身の責任感?)ついつい甘えてしまう。余程意識をしっかり持たないと難しいのである。欲得を始めとする本能(煩悩)の部分は放っておいても自然に身につくが、法律や倫理は自然社会の中で人間だけが身につけるものだから、ちょっと油断すると忘れてしまうのである。家族愛や夫婦愛を強めることで責任感が芽生え、そこから人間としての生き方を強調しないと本来動物の人間はむつかしいのかもしれない。やはり何事も教育なのである。何でもかんでも法律で縛るというのもどうかとは思うが、これだけ犯罪が増えると厳罰化は仕方がないと思う。厳罰化は確実に犯罪を減らす効果はある。例えば飲酒運転そのものはもし砂漠の中を走り回るのなら、そんなに悪いことではないだろう。せいぜいラクダにぶつかるかオアシスに落っこちて自分が死ぬだけであるから、余り責任を追及されない。しかし都会での飲酒運転は、キチガイに刃物以上の危険性を含んでいるわけだから、飲酒運転そのものの厳罰化は勿論のこと、万一事故を起こした場合の責任は当然、大厳罰を受け入れる覚悟が出来てる、という意味が含まれているわけだから、後で泣くことは許されないはずである。そのことを徹底的に啓蒙(教育)する必要があるのである。

▼先日車で走っていたら、モグラの交通事故死を見つけた。猫や犬なら、たまに見ることもあるが、モグラは珍しい。最近は山の開拓が進み森の動物が住みにくくなって熊や狸が住宅地に降りてきて人里を荒らすという話もあっちこっちであって、動物との共栄共存を心配する時代になったのだが、実は土の中までもが住みにくくなっているのだろう。考えてみれば建物の地下化が進み、高速道路、下水道と都会の地下はモグラが安心して住める場所ではなくなってきてるのだ。自宅で昼寝をしていたら、突然轟音と共に鉄筋が打ち込まれてくるし、たまに夫婦で散歩に出掛けると突然、目の前にベルリンの壁より硬い鉄壁が現れ、行く手をさえぎるのである。人は地上にばかり目を奪われがちだが、地下も確実に犯しているのだろう。そういえば今夏、ミミズがアスファルト道路を横断する途中、渡り切れずに焼け死んでいる光景を数多く田舎で見た。あの時は田舎でよくある光景と思って何とも思わなかったが、あれも今思えば棲み難くなった世を儚んだミミズの集団自殺だったかもしれない。いや、ひょっとすれば地下も温暖化が始まり、地上の木陰や草むらの方が涼しいかもしれない、と昔の気温の低かった頃を懐かしんで出てきたらアウトになったのかも。いずれにしても住みにくい世の中になったものだ。

▼最近の子供達のいじめ自殺はひどい。何故こんなにも簡単に死ぬのだろう。貧しかった時代は生きるために必死で働いて、何が何でも生きてやると麦飯や芋飯だけでも感謝しながら食べて、先生に殴られても友達に殴られても自殺する子はいなかった。国が物質的に豊かになって、家族が裕福になって、過保護と思える程の権利が主張できるようになって、何故子供が死ぬのだろう。欲しい物が自由に手に入って、テストが悪くても運動会でビリでも、親にも先生にも怒られなくて「ナンバーワンよりオンリーワン」と励まされ、食べたい物は何でも食べられる。何が不満なんだろう。何時から親が子供に気を使い、子供が親をこき使うようになったのだろう。
 一番悪いのは躾を出来なくなった親だ。注意することも怒ることも出来なくなった親だ。親は子供が二十歳になるまでしつけ、育て、守る義務がある。学校で我が子がいじめられてる兆候を感じたら、学校に注意を促し、見守ると同時に戦うことを教えなければならない。悲しいかな、いじめられっ子は戦う術を知らない子が多い。そんな時は無理に学校に行かせないで、本人に自信がつくまで休学させるべきである。それが子供を守る唯一の方法だ。そして親が子供に代わって、いじめた子供達と「何故自分の子をいじめるのか」徹底的に戦う姿勢を見せるのだ。ここで石原都知事のいう「ファイティングスピリッツ」が必要になってくる。人間が動物である以上、最終的に頼りになるのは自身の力なのだ。腕力の弱い父親は子供がいじめられていると気づいた日から近所に武道を習いに行くか、当社へ「今日勝つ」極意を学びに来るか、を選択せざるをえまい。
 石原都知事の発言を聞いて「それでは一生いじめから逃げられない」と文部科学省に手紙を書いた子供がいた、と強調していたマスコミがいたが、子供は人生勉強を学ぶ途中の人間なんだから、大人の全てを理解できるわけないじゃないか、何度も何度も失敗を繰り返しながら成長していくんだよ。弱者に優しくする心は大切だが、石原都知事のファイティングスピリッツは強く生きろというメッセージであって、いじめでも差別でもない、至極当然の人間の本能を語っただけなんだよ。せっかく生まれてきたんだから、自分から死んではダメだ。死に急がなくても、いずれ生き物は必ず死ぬ時が来る。若い人は人生は長いと思ってるかもしれないけど、そうでもないよ。学生の時はついこないだだったけど、今から学生の時まで振り返った分、もし生きるとしたら俺は九十歳だもんなー。

▼今年ももうあと一ヶ月で終わりである。成長しているのか後退しているのかもわからぬまま一年が終ろうとしている。今年が慌しかった理由の一つは慣れ親しんだ美女木から喜沢に事務所を移したことだろう。美女木は最寄り駅が遠く、高速が便利な場所だった為、車のみの移動が多かったので、近所付き合いが余りなかったが、喜沢は西川口まで程よい距離ということもあって時々歩くこともあり、その分庶民の声が良く聞えるのである。時々全国版の敬天新聞に喜沢のジジババ時事放談が載る時もあるが、ジジババ世論調査と思って読んで頂ければいい。どこの町でも何かあれば「この町だけは昔から特別な町で」という言い方をするのが日本人の特徴であり、結局はどこの町でも事情は同じで、変な爺さんや変な婆さんはいるのだ。また誰でも猗鏗下圻瓩隼廚Δ里日本人の特徴で、迷惑をかけてる本人でさえ猗鏗下圻瓩隼廚辰討い襪里任△襦ということで喜沢町を見れば全国のジジババの縮図が見えるとご理解頂きたい。
 さて、今年一年の一番の印象に残っていることといえば韓国ドラマ「チャングムの誓い」だろう。テレビが出始めた昭和三十年代頃の勧善懲悪のハッキリした単純なドラマに加えて、我慢、辛抱、夢があってまるで「おしん」の韓国版だった。五十代以上の人なら誰もが経験した「貧しさから夢に向って生きる姿勢」。脇目も振らず働き続け、小さな家をやっと手に入れ、子供を何とか育て上げ、ちょっと振り返れば、自分に重なり合うチャングムがそこにいるのである。私の場合男であるからさしづめミン・ジョンホである。韓国ドラマが最近受けるのは日本人が忘れた純愛物を扱っているからである。しかも日用品の使い捨てが多いのと同じで、ドラマも使い捨てが多く、中身が薄っぺらで、一本幾らの数で勝負するから、必然的に脚本の質も落ちるのである。年配者の人は物を大切に扱ってきた歴史(教育)があるから、どんな使い捨て用品でも、使い捨てが出来ないのだ。だからドラマにしても知り合ったらその日のうちにホテルに行くような尻軽ドラマはどうしても理解できないし、子供にも見せたくないと思っているのだ。誰でもドラマの主人公に自分を重ね合わせるので若者は今風が当然だろうし、昔の人は昔風がいいのだ。だれでも親は子をチャングムに育てたいだろう。だがこれだけ軽薄で自由で豊かな世の中に子供をチャングムに育てるのは難しい。夜の世界でも良くある話だが、付き合う前はひょっとしてこの娘はチャングムかもしれない、と思って毎晩通ってやっとモノにしたら、穴おそろしや。仮面をかぶったチャングムがあっちにもこっちにも、あ〜らあそこにも所狭しと巷に溢れているのである。ということで今年も何となく可もなく不可もなく過ぎようとしている今日この頃です。本年も一年間御愛読頂きました愛読者の皆様の更なる御発展と御健康を祈念申し上げ挨拶に代えさせていただきます。来年も今日勝つ運動頑張ります。
        白倉拝
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