森ビル隠蔽体質が六本木ヒルズ大火災を招く
森ビル隠蔽体質が六本木ヒルズ大火災を招く

   森ビル
    ↓
  大林建設
    ↓
タチカワブラインド
    ↓
  立川装備


(万が一大火災が起こったらどこがケツを拭くのだろう)
森ビルは六本木ヒルズ内での手抜工事を容認?
タチカワブラインド手抜き施工の六本木ヒルズ1 前々号で報じた六本木ヒルズ森タワー手抜き工事の続報である。
 簡潔におさらいすると、森タワーの八階から三十二階の全てのフロアーに設置されている「立川ブラインド工業」(港区三田三―一―十二)製の電動ブラインド約三二〇〇台が、設置を請負った同社子会社の「立川装備」(渋谷区代々木二―十六―四)の手抜きによって発火の危険に晒されているということだ。
 更に、有資格者である電気工事士による結線が義務付けられている設置工事にも関わらず、その大部分を孫請けの無資格者である素人に任せていたことも、当時の工事関係者の証言によって判明している。
 さて、森タワーに時限発火装置を三二〇〇箇所に設置したも同然の立川ブラインド工業であるが、立川装備共々手抜きの事実関係を否定したまま、当紙の取材を頑ななまでに拒み続けているのが現状だ。
 一方で、本来なら被害者である筈の森タワー所有者である「森ビル」(港区六本木六―十―一)の対応であるが、今現在まで当紙が指摘している手抜き箇所の点検作業を行なった形跡は無く、まるで事実関係から背を向けるが如く沈黙を貫いている。
 手抜き工事に加え無資格者による違法工事までもやってのけた立川ブラインド工業と立川装備が、自己保身のため懸かる嫌疑を全否定するのは、悪党の論理からすれば当然とも言える。


怒らぬ森ビルの不可解
 しかし、被害者であるべきの森ビルまでが同様の対応をとっていることが何とも解せないのだ。森タワーに入居する多くのテナント企業に対し、意図的に発火の危険性を知らせないまま放置しているのなら、決して許されるものではない。
 結局、森ビルは自社の企業価値やイメージを損なわない為なら、テナント企業の生命や財産を危険に晒すことに、一片の罪悪感も持ち合わせてないということなのか。
 かように、当事者等が目前の危機に目を逸らし耳を塞ぎ口を噤むのなら、最終的には森タワーの施行元請である「大林組」(港区港南二―十五―二)が、その解決に組織をあげ積極的に取り組まざるを得ない状況に押しやられるに違いない。

元請大林組どう対処?
 大林組といえば国内最大手の総合建設会社であり、いわゆるスーパーゼネコンと称される大手五社の一翼を担い、年間完成工事高は一兆円を優に超える正に建設業界を代表する企業である。しかし、そんな大企業もここ最近は世間の顰蹙を買う数々の不祥事を引き起こし、その評価はがた落ちといってもよい。
 今年3月には、防衛施設庁発注工事を巡る官製談合事件で、国土交通省から指名停止の処分を下されている。この事件が明るみとなったことで、以前から懸念されていた「官・業」の癒着体質が改めて浮き彫りとなり、双方への国民の不信感がより高まった。
 また、つい最近では千葉県浦安市発注の工事現場に向かう「三国屋建設」のクレーン船が送電線に接触し、首都圏で一四〇万戸が停電する大事故が発生したが、同工事の元請だった大林組が「安全管理の怠惰」を理由に契約解除と指名停止の処分を併せて受けた。官製談合の一件は、大林組の「法を犯してでも利得を優先する」といった腐れきった企業体質が根底にあり、一朝一夕に改善されるものではないだろう。
 それより、結果的に同じ指名停止処分を受けた送電線接触事故の方が、建設業界の非常識な日常が垣間見えてくるし、何より今回の森タワー手抜き工事の実態とも通じる部分が見えてくる。

大林まさか丸投げ?
 この浦安市が発注した工事は、大林組が指名競争入札を経て二五〇〇万円で落札受注したものである。天下の大林組にとってはケシ粒程度の工事であり、実際の施行は事故の当事者である三国屋建設を含め、他の下請け業者に丸投げしていた可能性もある。
 それが未曾有の大規模停電事故を起こされて、大林組もさぞかし慌てふためいた筈である。同社の身勝手な企業論理からすれば責任はないと突っ張りたいところだろうが、発注者の浦安市は何よりも先んじて大林組を処分したのだ。
 勿論、同市の判断は正当なものであり、処分は元請に課した責任を明確にしたにすぎないのだ。
 本来、契約違反である筈の丸投げが、建設業界では半ば公然の行為として横行しているが、下請けは当然のようにコストダウンを強いられることで、施行の「質」低下に直結することが最大の問題といえる。

六本木ヒルズ事件は関係全社が隠蔽体質?
 正規契約のもと適正な受注額でこそ、現場は正常に機能するのであって、大手と下請の主従関係が改善されない限り、今後もこの手の事故は後を絶たないであろう。
 さて、森タワーの施行に関しては、大林組と立川ブラインド工業が親と子の関係であった訳だが、孫にあたる立川装備と失礼だがその下の泡沫業者の存在までいくと、大林組がどの程度把握し管理下に置けていたかは疑問だ。
 更に、大林組が提示した施行計画が常識的なものであったか、若しくは実現困難な代物であったのかで、森タワー手抜き工事の責任所在の行方が大きく左右されていく。
 立川ブラインド工業が大林組の意向に沿った結果として、必然的に手抜き工事に繋がっていったのか。はたまた、余剰利益を出すがために不法手段を用いてでも自ら手抜き工事を進めたのか。
 何れにせよ、手抜き工事の実態が早々に明らかとなるのは必然であり、その時には絶対権力者の「親」と従うしかない「子」との間で、建設業界ではタブーとされてきた「親子喧嘩」が勃発するであろう。

いつか廃墟ヒルズに…
 当然だが、テナント企業を無視した上で手抜き工事の究明に尻込みしている森ビルも、被害者の立場を失い、立派?に加害者側に名を連ねることになるだろう。
 今後、唯一の被害者であるテナント企業が、手抜き工事が発覚した後も森タワーに留まるとは思えない。首尾良く不備が改善され安心だと言われようと、森ビルの隠蔽体質に抱いた不信感は、決して拭い去れないからだ。
 今では東京のシンボルとして定着した森タワーであるが、日本一の「ゴーストビル」に転落することも十分考えられる。そうなったら、大林組と立川ブラインド工業は責任もって本社を森タワーに移転させなさい。
 えっ?恐いからやだ?
……やっぱりね
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