亡国の徒に問う
亡国の徒に問う

先週12日水曜日、新橋駅前の街頭演説会に車で向かう途中、衆議院予算委員会をやっている事を思い出し、ラジオで国会中継を聞こうとスイッチを入れた。

だが聞こえてきたのは、怒号と奇声とワメキ声である。時折、立憲の辻元清美議員の声が聞こえたので、またいつもの騒ぎか?と思いつつ音量を下げて暫く正常な国会に戻るのを待った。だが一向に止む気配が無いので「これが我が国の国会の有様か?」と嘆きながらラジオのスイッチを切った。

後で分かったことだけど、これが本日17日に開催される予算委員会で、安倍首相が謝罪することで与野党が合意したというヤジ問題である。

ことの発端は、予算委員会で辻元議員が質疑の締めくくりに「鯛は頭から腐る。頭を代えるしかない」と首相を非難したことに対し、安倍首相が自席から「意味の無い質問だよ」とヤジを飛ばしたことで、「いま誰が言ったぁ!」と辻元議員がブチギレて、先にふれたようにNHKラジオから不適切な放送が流れ続けていたという訳だ。

この騒動が尾を引き、翌13日に予定されていた予算委員会は野党の反発で流れた。まさに頭から尾まで腐りきった国会だ。「安倍首相が」というより、国会議員全員が自省すべき事態である。

いったい何度同じことを繰り返すのか?モリ・カケ問題を未だに質疑で口にする野党議員がいるが、本国会に於ける「桜を見る会」の問題も含め、追及材料が豊富であるにも関わらず、その追及が決定打を欠き、中途半端と成っている。その野党が、首相のヤジを槍玉に挙げて攻勢を強めようと息巻いたところで、国民から見たらハッキリ言って野党も与党もどっちもどっち、「どいつもこいつも」という憤りが本音であることにいい加減に気が付いて欲しいものである。

何故そう思うのか?は、国民にとって大切な喫緊の課題から乖離した痴話喧嘩としか見えないからである。選挙の時みたいに地べたに這いつくばる思いで国民目線に立てば、国民が何を求めているのか見えてくるだろう。

今月は拉致被害者の帰りを待つご家族が無念にも一人亡くなられた。2月7日は北方領土の日で、2月22日は竹島の日。自分の国の領土や人々が力尽くで奪われている紛争状態にあるのに、国会がくだらないヤジで罵り合って空転している暇など一刻たりともないだろう。新型肺炎対策でも後手後手で政府見解に信頼が無いから、国民の不安は募るばかりである。

こうしている間にも、ロシアではプーチン大統領が権力を盤石にするために憲法改正議論を進めている。その憲法改正議論のなかには「ロシアの領土はどこの国にも分割譲渡しない」という条項をいれようとする動きもある。未だ嘗てない親密な関係などと喜んでいる場合ではないだろう。

とにかく反日の韓国政府は東京五輪開催の失敗を目論見ロビー活動に精を出し、北朝鮮を巡ってはオンブにだっこで動向を委ねているアメリカのトランプ大統領が、今年11月に大統領選挙があるから支持率に影響を及ぼし兼ねないリスクを伴う米朝交渉はやらないと言っているそうではないか。所詮は他国の人命よりアメリカファーストである。

トランプ大統領がイランのソレイマニ司令官を殺害した裏話でこんな説がある。実はソレイマニ司令官はサウジアラビアからの緊張緩和の申し出に応じる回答を持ってイラクを訪問したところを狙われたというものだ。親米のサウジアラビアであったが大規模な石油施設が攻撃を受けて炎上したことで、米軍の軍事力に懐疑的になり自力でイランと和平に臨もうとしたところ、中東地域でのアメリカの影響力が無くなることを危惧したトランプ大統領が両国の和平を阻むために攻撃をしたとの説である。

他国が他国の和平をどこまで本気で考えているかなんてわかりゃしないということだ。如何に自国の利益につながるか?自分の支持率に繋がるか?しかないのである。そのために和平にするか、敢えて紛争の火種を残しておくか?という外交戦略があることは、歴史が物語っているではないか。

その一方、日本政府ときたら尖閣諸島の主権を脅かし、新型肺炎では嘘の報道発表を主導し世界に被害を拡大している中国に媚び諂い、4月には習近平国家主席を国賓で招待するというではないか。それがあるから中国政府に忖度し日本政府の新型肺炎対策が後手後手になっているのではないか?未だに菅官房長官は「現時点において流行しているとはいえない」みたいなことを言っている。習主席を国賓にすることで、いったいどのような国益につながるというのか?プライドよりマネーということか?それこそヤジで空転している暇があったら国会で丁寧に国民が納得するような議論をつくして欲しいものである。

軍事面ではアメリカに媚びて、経済では中国に媚びるという対立国の狭間に立ち、政治と経済と国防は別だなんて八方美人を演じる我が国を、本気で信頼して守ろうとする国はあるまい。今それが表面的に罷り通っているのは対立する米中にとって日本は利用価値があるということだろう。

そんなことを考えていたら、USBを知らないサイバーセキュリティーの担当大臣がいたり、そんな大臣が「復興より○○議員が大事です!」と言い放ちながら東京五輪担当大臣を兼務していたこともあったけど、性懲りも無く何も知らない公文書管理の担当大臣がいたりする日本政府に、国民が信頼を寄せ安心な生活をおくれる筈も無かろうと情けなくなるばかりである。

そして国民にとって最大の悲劇は、どんな不祥事や疑惑が繰り返し起きても、取って代わる政党も政治家もいないことである。もっと国民一人一人が、自分の国は自分で守る、自分のことは自分で守るという危機感を持ち、その緊張感が国会に伝わらないと、与党も野党もなく国会議員の存在自体が安倍さん曰く「まさに意味のない、いわば無意味な」公金と時間を浪費する亡国の徒になってしまうよ。クルーズ船で助けを求める日本人くらいは即時救出できるようにはならないと。

安倍首相と国会議員にお勧めの本3冊
 





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