一過性のブームと巡りゆく『時代』

一過性のブームと巡りゆく『時代』

大日本新政會を主宰していた笠岡氏が圧倒的な情報量をもって、綺羅星の如く、マスコミ界にデビューしたのは数年前だった。糾弾の対象は芸能界のドンと言われた周防氏だった。

周防氏も表では反論しなかったが、裏では色んな「顔役」の人に頼んだことを、笠岡氏自身が著書やブログで述べていた。笠岡氏自身が大病を患っていて、先が短いことも公表していた。だから顔役の人の名前まで公表していた。

裏で話を着けることが顔役と言われる人の仕事であろうが、表に出てしまえば、仕事にはならない。昔なら公表されれば、「面子を潰された」ということになろうが、今は、顔役に生きにくい時代になったため、そこで終わる場合もままある。

それに何よりも爆弾を持った体で、覚悟を持った人の決意には勝てないのである。斯くして、一方的な攻めのように見えた笠岡氏の動きであったが、結果はどちらの勝利だったろうか?

マスコミはその時々の興味とビジネスと自分の立ち位置で、話題を取り上げる。社会が興味があると思えば連載するし、もう飽きたと感じたら、結論がでるまで報道する義務があると思うが、そんなことは考えない。

一連のスポーツ界のパワハラ・セクハラ騒動を見てもそうであるように、一過性でしかないのである。だから、日大理事長のように、説明責任を果たさなければいけない立場の者でさえ、「世間は直ぐに忘れる」とだんまりを決め込むのである。そして世の中は確かに忘れ、風化するのも事実なのである。

一つの話題に必ず賛否両論はある。「泥棒にも三分の理」というぐらいだから、どちらの立ち位置からでも意見を言うことはできる。マスコミはそれを自分の立ち位置で報道する場合が多い。見る側の偏見もあるかもしれない。みなそれぞれに受け取り方が違うからである。

笠岡氏の件の元のトラブルは産廃の開発に対する投資の縺れと報道されていたが、詳しくは知らない。その内容よりも発信する芸能人の私生活の話の方が面白かったので、読み手はみなそちらに関心があったのではなかろうか?

しかし、一通り読み終わってしまうと、世間は興味を失くしてしまう。急激に話題性がなくなるのである。笠岡氏の言い分がどうであろうと、周防氏の言い分がどうであろうと、自分の生活には関係ない。その後笠岡氏は何度か逮捕され、組長だった松浦組も解散し、大日本新政會も活動を休止している。この結果を見て、どちらが勝ったと言えようか。

周防氏にどのくらいの影響があったのかは計り知れないが、今も芸能界で隠然たる力を持っているのは事実のようである。このように話題と言うのは、一過性でしかない。

人気商売のタレントが、不倫がバレて一時的に人気が凋落することもあるが、逆手に取って這い上がる者もいる。要は隠していれば、いつまでも弱点になる話も公にした時点から、弱点ではなくなるのである。俗にいうカミングアウトである。

昔占い師の細木数子女史がヤクザの女だったことをネタに、長く恐喝されていたらしいが、あまりにしつこいので、著書を出して公表したのは有名な話である。そうやって時代は繰り返され、人生は過ぎて行くのである。

月曜日には新年号が発表され、5月にはいよいよ新時代が始まるのである。老体に鞭打って、あとひと踏ん張りしなくてはね、ご同輩。

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