一強より拮抗が望ましい健全な政治
一強より拮抗が望ましい健全な政治

安倍総理の人気は意外と高かった。その一番の理由は近隣諸国に対する外交姿勢。戦後の「謝罪外交」にストレスの溜まっていた国民には、単に中国、韓国、北朝鮮に対して、相手国からの誹謗中傷を無視するだけであったが、それだけでも強い総理に見えたし、溜飲を下げたのである。

しかし、日本人は好戦的な人は少ない。どちらかというと、「中道保守」的な感じを望む人が多い。他の党に比べて、自民党の中は幅が広い。共産党も、社民党も、政策に幅が狭い。憲法9条に縛られ過ぎ。それが命のところがあるから、国民からしたら肝心の「経済」が心配になる。

民進党が寄せ集りだったから、中身の幅が広いように見えたが、バラバラで纏まりがない。現に一度政権を任せてみたが、腐った時の自民党よりひどかった。それが、右派に近い者は希望の党に行って、左派に近い者は立憲民主党に行った。細かく分かれて、考え方や政策はわかり易くなった。

「日本の心」は右派過ぎて、一定のファンはいるが、国政政治党としては、難しい。道徳的な面や文化面からは素晴らしいが、国の中枢を担う現実的な政治や経済面で不安が残る。政党が小さいということは、国民の支持が少ないということでもあるからね。

だいたい国民を割合で色分けすると、ハッキリ右派が2割、中道保守から中道革新とがぼよ〜んと6割、ハッキリ左派が2割と言う感じだろうか?自民党が強いのは、この幅の広さである。

しかし、今の自民党は安倍総理に物の言えない一強になってるから、モリカケ問題のようなことが起こってしまう。忖度や恣意的な物の考え方、利権構造と言う物は、誰がやっても起こり得ること。現実には何処にでもある。だから、多選が批判されるのである。

トップが長く続くと、トップを取り巻く環境までが虎の威を借りて、差配するのは事の理。自民党への批判は、驕りが見え始めた安倍総理へのノーと、安倍さんに何も言えない自民党にノー、という批判である。本当は国民の政権選択ではなかった。仕事人内閣で支持率が上がったのが、その証拠だった。

民進党の混乱と希望の党の準備不足に、焦った結果の総選挙に間違いはなかったが、結果はオーライだった。国民は穏健な保守政治を望んでいる。

支持政党なしと言うのが、毎回半分近く居るが、その人達はその時々の風に左右される人達ではあるが、極端に右に行ったり、左に入ったりはしない。左派であれ右派であれ、その前に「中道」とか「穏健」とかが、付くのである。

それでは何故、自民党は中味の幅が広いのに、分裂しないのかと言うと歴史である。長くなれば、誇りや愛着が出て来る。民進党は幅は広かったが歴史がない。それと最近の人の特徴だが、とにかく我慢ができない。すぐにあっちに行ったり、こっちに行ったりする。その党名で当選したのであれば、せめて次の選挙までは、そこに居るべきである。比例なら尚更である。

立憲が大幅に伸びたのは、枝野党首が悲壮感漂い潔く見えたから(日本人はこういう雰囲気が好き。弔い合戦とか言うと必ず勝つ)。

しかし、希望の党は「排除する」という言葉で失速したと言われているが、政策・信条が違うのだから、一緒にいることこそ、国民を騙すことになる。小池氏が単に純だったから敗れたに過ぎない。また風が吹く日は来るだろう。

健全な政治が行われるためには、与野党の拮抗が望ましいんだけどね。
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