佐川急便2・SGホールディングスのコンプライアンス
佐川急便2・SGホールディングスのコンプライアンス

佐川急便を上場するという話もあるし、SGホールディングスを上場するという話もある。SGホールディングスとは、佐川急便グループを統括している会社という意味だそうである。

しかし、グループと言っても、その売り上げ内容から言えば、7割が佐川急便で、2割が佐川印刷で、残り1割がその他諸々と言うのが、実態である。

その佐川印刷も、経理部長が90億円を流用していたことで、先日逮捕された。しかし起訴額は僅か数億の不思議さである。初めは持ち逃げ事実をすんなり認めていたが、出頭する直前になって、「何故、自分一人が背負わされるのか、社長も知っていたことではないか。」と言いだした。

しかも、それは「佐川急便の栗和田会長に利益供与するための事業資金だった」とまで言いだす始末である。横領した金額も桁外れであるし、木下宗昭会長の信頼厚き金庫番という立場だっただけに、相当木下会長の弱味を握っているのも間違いなかろうから、手負いの獅子の扱いも一歩間違えば、佐川印刷の命取りにもなる危険性はある。

さー困ったぞ。謎だらけではあるが、まだ裁判は始まったばかりだから、どういう展開になるかは予測はつかない。こんな状況の中で、SGホールディングスは上場は可能なのか?これこそ東京証券取引所のダブルスタンダードと言うべきではないか?

例えば先日も書いたように、佐川急便の単独での上場はコンプライアンス上からも無理ではないか?或いは、この先どういう展開になるかはわから無いが、佐川印刷も湯浅敬二元経理部長の証言次第では、一波乱も二波乱もある。

その佐川急便と佐川印刷の2社で全佐川グループの9割を売り上げるのだ。この2社あっての、SGホールディングスではないか。いくらSGホールディングスが別法人とは言っても、管理している会社の9割に当たる売り上げをあげる会社で不祥事があれば、やはりコンプライアンス的に疑義が生じると思うが如何か。

こういう理屈が通るなら、全ての会社のコンプライアンス疑義は回避できることになる。例えば設立に当たって反社の金が投資されていたとか、株が不正に反社に流れていたとか、過去に多額の金が反社に流れていた、等の事実が判明しても、その会社を覆うようなホールディングスを作ればいいということになる。

その場を乗り切るために自分たちの都合のいいように法を解釈し、金と力があれば、政治、行政、司法までをも、丸めてしまう者たちがいるのである。われわれ書き屋が、金にコロコロ転がされるのは日常茶飯事であるが、あの読売新聞でさえ金で魂を売ることはある。

あの日本大学の不正を、唯一果敢に切り込んでいた読売新聞であったが、いつの間にか日大を大スポンサーとして受け入れた。しかも日大は読売巨人軍のオフィシャルスポンサーにまでなっている。

国から大助成金を貰ってる大学が、一球団に援助資金を出していいのかどうか知ら無いが、誰も疑問を持たないのである。いいのかなー。ダブルスタンダードであってみたり、トリプルスタンダードであってみたり、北朝鮮や中国ほど露骨でないというだけで、結局は世の中なんて、権力者のナスがママで、キュウリがパパの世界なんだね。
LINK
ENTRY(latest 5)
CATEGORY
ARCHIVES
COMMENT
  • 未上場株未公開株で失敗した方(騙された方)、泣き寝入りする前に、一度敬天にご相談下さい。
    天誅 (06/06)
  • 松村テクノロジー未公開株詐欺被害者さま
    吉田 (09/01)
  • 松村テクノロジー未公開株詐欺被害者さま
    庭芝 (06/17)
  • 松村テクノロジー未公開株詐欺被害者さま
    庭芝 (06/17)
  • 松村テクノロジー未公開株詐欺被害者さま
    愛信 (05/14)
  • 松村テクノロジー未公開株詐欺被害者さま
    (04/28)
  • 松村テクノロジー未公開株詐欺被害者さま
    凛 (04/19)
  • 松村テクノロジー未公開株詐欺被害者さま
    大淵 (04/02)
  • 松村テクノロジー未公開株詐欺被害者さま
    大淵 (03/29)
  • 松村テクノロジー未公開株詐欺被害者さま
    大淵 (03/28)
CALENDAR
SMTWTFS
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< September 2017 >>