【短期連載 最終回】スピーシー巨額詐欺事件の行方。元コンサルタントが資料提供

【短期連載 最終回】スピーシー巨額詐欺事件の行方。元コンサルタントが資料提供


昨年3月と4月、今回の資料提供者である男性とその母親は、スピーシー(田中慎)、サマーランド・ジャパン(波田直樹)と『合意書』を交わした。

スピーシーの運用代行業務(コンサルタント)により被った損失を返還するという内容だ。返還期限は再来年(平成28年)の4月末だ。男性親子にしてみれば、返還を約束した確かな書面を取ったと、安心したかもしれない。

しかし、田中・波田にとっては単なる紙切れに等しい。約束は履行されてこそ意味がある。スピーシーから別舞台のサマーランド・ジャパンまで引っ張りまわしたことで、詐欺師の仕事は完了したに等しい。

後は、合意書内容を履行できなくとも、返還する意思はあるとでもいって逃げるだけだ。実際に返還はされていない。

男性親子も、訴訟に踏み切るチャンスは幾らでもあったのだが、田中・波田のペースに引き摺られ、無限連鎖の鎖から逃れられなかった。

もし、集団訴訟の原告団に加わっていたならば状況は違っていた。実際、大阪と東京の集団訴訟の原告等は、現時点で実損害額の約6割を取り戻している。

急速に会員が増加し突然死のように破綻したスピーシー。田中・波田にとっても予想外で、集めた資金の全部を沈める処理が間に合わなかったのかもしれない。集団訴訟の動きは早く、おそらく強制執行での回収が成功したのであろう。

尤も、これ以上の回収は難しいともいえる。奇襲に等しい強制執行の次は、被告個々を洗い出さなければならない。判決で返還を勝ち取ったとしても、実際に返還される可能性は低い。最後には、せめて刑事罰を与えたいと告訴に踏み切る被害者もいるかもしれないが、それとて必ずしも勝利とはいえない。

集団訴訟に個別を加えても、訴訟に踏み切った被害者は全体から見れば極僅かだ。大方の被害者が泣き寝入りだ。

取り敢えず、今回の連載は本日で終る。今後新たな情報や展開があれば、再度、スピーシーを追求したいと思う。

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-2-↑〈合意書・男性〉〜平成25.4.10

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-2-↑〈合意書・母親〉〜平成25.3.24

↑関係者の皆様へ〜平成25.1.31

※文末で「ユニヴァーサル法律事務所」(森田哲治)との委任契約解消との記述がある。この数ヶ月後、森田氏は自殺した。

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-2-↑関係者各位の皆様へ(田中慎と波田直樹の連名での言い訳)〜平成25.12.18

※お知らせ

スピーシー投資被害集団訴訟(東京)
裁判所:東京地方裁判所第23民事部
事件番号:平成25年(ワ)第7910号
次回期日:平成26年6月3日午後1時30分 第712号法廷
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