呉市と五洋建設が新庁舎建設工事入札で猿芝居

呉市と五洋建設が新庁舎建設工事入札で猿芝居


今年の広島県呉市は、新庁舎建設の入札騒動で揺れた一年だった。2度の入札中止を経て、3度目の入札で漸く落札業者が決定した。

しかし、入札したのは落札業者である五洋建設のみで、他は辞退するという事実上の随意契約に等しい不透明なものであった。

ともあれ、小村和年市長の悲願であった新庁舎建設工事も決まり、その後の市長選挙も建設反対派の対立候補を蹴散らして三期目に突入した。

小村和年市長も悲願叶って一息入れたいところだろうが、大変なのはこれからである。新庁舎建設に絡んで業者や有力者にばら撒いた空手形を実行しなければならないからだ。約束が違うともなれば、突き上げは必至だ。

そんな今後の課題を心配する前に、落札した五洋建設の不正疑惑が表面化した。電子入札で行われていた筈の入札で、唯一札を入れた五洋建設が実は従前方式の書面での入札をしていた事実が判明したのだ。

そもそも電子入札の目的は談合阻止にある。入札予定業者が一堂に会して金額を記入し開札を見守るなどは、一昔前の光景である。今はそれぞれが自社のパソコンから金額を入力することで、業者はおろか発注者側(行政)との接触もなくし、官製談合も含めあらゆる不正を防いでいるのだ。

驚くのは書面入札した五洋建設の言い訳と呉市の対応だ。五洋建設は入札締め切り間際に市役所に行き「パソコンが壊れた」の一言を発する。それを聞いた呉市の担当職員が「じゃー書面で」と、五洋建設は札に予定価格に極めて近い金額を書き、他が全て辞退していたことで必然と落札が決まった。

電子入札に使用するパソコンは特別仕様でもなんでもない。必要なのは市販のカードリーダーと呉市から入手する入札用認証カードのみなのだ。つまり、他のパソコンからも容易に入札はできるのだ。

事前に交付を受けた入札用認証カードに不具合があったとしたなら、呉市の落ち度として書面入札は致し方ないかもしれないが、パソコンが壊れたといった理由が罷り通るとは唖然呆然である。

入札時に呉市担当職員との接触と書面入札という疑惑を重ねてしまっては、不正はないと口を揃えたところで説得力は皆無だ。

呉市は直ちに五洋建設との契約を破棄するか、少なくとも工事を中断して入札時の検証を徹底的に行うべきである。
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